以前にも一度、お金をかけずに無料で
芸術に触れることの出来る場所として
帆風美術館を紹介したことが
ありました。
ここはデジタル光筆画という
特殊な技術を用いて印刷された
国宝や重要文化財のコピーを
間近で見ることの出来る
貴重な私設美術館です。
今までは江戸期の絵画を中心に
動物画、人物画、俳画など
あらゆる分野の絵画を展示
していたのですが、
デジタル光筆画のさらなる
技術進化により、
屏風や着物、さらに工芸品まで
手がけることが出来るようになり、
平面から立体へ、
2次元から3次元へと
進化したので、それこそ、
次元が違う面白さを体験出来る
ようになりました。
デコボコしているのがわかりますか?
2億画素のカメラの性能なら
もう何でもアリですね。
千利休自筆『妙』
コピーだからといって馬鹿にできません。
自筆ってこういう字だったのか、と
初めて見る人も多いでしょう。
長い巻物も再現。
読めますか?
誰でも知っている俳句で
『古池や蛙飛び込む池の音』ですが
こういう短冊に書かれたものだと
知っていましたか?
何故寝転がっているかといえば
(私ではありません)
このような天井画があるから。
どうしても私のような素人が
解説しても舌たらずになるので
こちらから説明を聞いていただければ
いかに素晴らしい美術館か
おわかりいただけると
思います。
施設が小さく狭いのですぐに全部
見終わることが出来ます。
お子様でも飽きることなく
見学出来るのではないでしょうか。
芸術の感性を磨くには
もってこいの場所です。
何しろ国宝や重要文化財に
触れる機会は滅多にない上に
たとえあったとしても
美術館等には無料で
入ることが出来ませんからね。
とても良い施設だと思います。
今回のテーマ『描かれたフォルム』は
もう9月30日に終了してしまうので
次回の10月20日〜来年3月31日までの
『日本美術百科辞展』“様々なるジャンル”
を冬休み等を利用してお楽しみください。
開館時間 10:00〜17:00(入館は16:30迄)
休館日 月・火・土曜日(祝日の場合は翌日休館)
続きを良む
何でこんな終了間際に案内して
いるかというと、実は私自身はもう
最初の頃に一度、見に来ているのです。
何故今2回目を見に来たかと
いうと、無料なので
何回見てもいいっていうのも
ありますが、
『ベジタブル カフェ おためし会』が
あったのでやってきました。
オーガニックコーヒーやら
無農薬にんじんケーキ、にんじんゼリーの
無料試食会ですね。
いつでもやっているわけでは
なくて今回たまたまこういう
機会があったというだけなので
次回があるかどうかは未定です。
だからこれを目当てには出来ません。
悪しからず。
美術館巡りもしたいのですが、ウチの次男は騒々しいのでシーンとしたこういう場所には不向きです^_^;
例えばテレビ等でこれらの本物が紹介された時などは、「オレ、実物、見た事あるぜ〜」って自慢できそうですね!!
コピーでも充分堪能できますね。
ここは本格的な美術館ではないのでその気になれば5分で全部見れるし、書や画ばかりでなく、土器とかお面とかもあるので大丈夫だと思いますよ、むしろ、本格的な美術館に連れていっても大丈夫かどうかの試金石になるのではないでしょうか。
あぁ、そうか、グミを幼虫そっくりに作る工作が・・、えっ?違う? ・・ ^^;
そうなんです。まったく同じものを作り出しているのと変わりないという凄まじい技術です。凄いですね^^
ニンジンゼリーのお味はどうでしたか?
(デジタル光筆画へのつっこみはないんかい!)
人参はねぇ、時代に逆行した味でした。ちょっとしかないのに昔、人参が入った給食を食べられなかったあの時代の人参の味がしました。最近は人参もずいぶんと甘くなっていたのだと改めて思いましたね^^;